育休を男性も!課題が山積みな日本の現状
通勤しなくてよければいいのに、、と思っていませんか?
「イクメンは出世しない」なんて言葉も聞きますが、
今の日本では男性で育休を取る人はごくわずかです。
海外では浸透しつつある男性の育休取得が日本でも
当たり前になるためには、多くの課題があります。
男性の育休取得、日本の課題
職場の理解
制度としては取得可能でも、上司や同僚の理解や協力がないと
なかなか男性が育休申請はできません。
未だに女性のも妊娠・出産で退職を余儀なくされるような
マタハラも存在する現状(これも課題)ですから、男性の育休を
受け入れる職場はまだまだ少ないのです。
出世に響く、休業前のポストには戻れないということが
女性以上に男性には抵抗が大きいと思います。
育児休業手当の支給率
育児休業中は、給与はなく、雇用保険から育児休業手当が
支給されます。支給率は、基本給の50%。
基本的に女性より収入が多い男性の収入半減を、痛手と
感じる人は多いでしょう。
男性の育休取得が浸透しているスウェーデンは80%、
ドイツは67%です。
男性が育児しにくい環境
子育て支援施設や公園などは、どうしても母親中心で
男性は少なく、入りづらい傾向にあります。
育休を取得しても、男性が育児しにくい環境と言えるでしょう。
育休中の男性が子連れで集うカフェがスウェーデンでは
国中に普及していて、ドイツでも増えつつあるそうです。
日本はまだこうした環境は少ないので、男性が育児で
孤立しやすいのです。
これらの課題が少しずつクリアされていけば、日本でも
男性の育休取得が広まっていき、出産の負担はほぼ女性にだけ
かかる現状は改善されるかもしれません。
女性が結婚や妊娠・出産したら退職するのが当然だった時代から
産休・育休を取得して仕事を続ける人が増えたのと同様に、
男性の育休取得が増えるのも可能だとは思います。
事実、最近では平日のショッピングモールでパパと子どもの
組み合わせを見かけることもよくあるんです。
ただし、課題のクリアにはやっぱり時間はかかるでしょう。
日本政府が出した「少子化社会対策大綱」の原案に、
配偶者が出産した直後の男性の休暇取得率を20年までに
80%とする目標を新設されていますが、いまいちですし。
「配偶者の出産後2カ月以内に半日から1日以上、有給休暇や
特別休暇、育児休業などを8割の男性が取得する目標を設定」
とのことですが、「半日から1日以上」って少なすぎませんかね(^_^;)
子育て世帯が安心してゆったり子育てするために、
国の対応を待っているだけではなく自分たちでできる対応として
在宅で収入が得られるようにするのも一つだと思います。
その収入が権利収入だったらなお良いのではないでしょうか^^
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